お仕事小説ブーム?
- 作者: 高殿円
- 出版社/メーカー: 早川書房
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- 作者: 宮下奈都
- 出版社/メーカー: 光文社
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- 作者: 山本幸久
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最近の「工場見学ツアー」人気や「大人の社会化見学」ブームなども同じような背景があって、流行っているのかもしれませんね。私もついついシルシルミシルで工場潜入レポートなどがあるとついつい魅入ってしまう人の一人です。
最近の「お仕事小説」の特徴は、仕事に打ち込むプロ意識を持つ主人公が、女性であるということでしょうか。
今日ここに紹介している三作品とも、女の幸せって仕事に生きること?という疑問を持ちながらも、何か一つの道を究めようと仕事をがんばり、その中から自分の生きる道を見つけていき成長していく、という話です。
「トッカン」はですね、「図書館戦争」っぽくて少女マンガに近い感じになっており、非常にコミカルです。すぐ読めてしまうのではないでしょうか。税務官の話です。
「スコーレ№4」は、ちょっと重くてシリアスですが、このテーマを一番ストレートに書いているかも知れません。靴のバイヤーの話です。
「ある日、アヒルバス」が、個人的には一番のオススメで、テーマ性もあり、コミカルで笑いあり涙あり・・・いや、私は泣かなかったので、帯のボロ泣きは大げさだと思いますが、とってもよかったですよ。ハトバスのバスガイドさんの話です。(Byピノの神様)