「本屋の森のあかり」ソウル編スタート!

本屋の森のあかり(8) (KC KISS)

本屋の森のあかり(8) (KC KISS)

正直な話、実はこの作品には、始まった当初は全然期待していなかったのですが、今現在、書店を舞台にしたお話の中では、最も面白くて最もリアルな書店が描かれている一番勢いのある作品になっています。素晴らしいですね。特に書店で働く人たちの人間関係やメンタル面についてここまで焦点を当てた作品は、これまでになかったんじゃないでしょうか。ものすごくリアルで新しいです。名古屋編から始まった、あかり&杜三&緑&リカの四角関係の行方も気になるところだし、発売されたばかりなのに、次の巻が待ち遠しいですね。
さて、今巻は杜三さんのソウル編スタートということで、韓国の書店事情がお勉強できるページがあるんですが、結構これが面白いんです。特に新古書店への万引き品流出対策としてハンコを押すシステムになっているというは、すごくいいですね。私も日本でもやればいいのにと思いました。

韓国には、20年前に行ったきりですので、教保文庫とかソウルの書店巡りに機会があれば行ってみたいですね。